あの人気音楽番組はなぜ終わったのか!?その意外な理由をまとめてみた!

かつて音楽番組はたくさん存在していましたが、今ではすっかり減ってきましたね。

「なぜあの番組が終わってしまったんだろう?」と気になる人もいるかと思います。

終了した理由は番組によってさまざまで、ひとくちに視聴率の低下であるとは言い難いところがあったりします。

 

そこで今回は、なぜか終わってしまった人気音楽番組の知られざる終了理由をまとめてみたのでご紹介したいと思います!

 

スポンサーリンク

「うたばん」は放送時間変更により人気が落ちてしまった!?

1996年から放送がスタートし、MCに石橋貴明、中井正広を迎えて始まったバラティ色の強い人気音楽番組。

有名アーティストも多数出演し、CGをふんだんに使って出演者をいじり倒す演出が人気を博しましたね。

この番組は木曜日の20時という時間帯で放送されていたのですが、2009年に日曜日の20時に放送時間を移行しました。

 

これが人気低迷の理由といわれています。

なぜなら日曜日の20時というのは、主な視聴者はどちらかといえば若い人よりもお年寄りや子供です。

「うたばん」のような内容の濃い、若い人向けの番組はウケがあまりよくないんですよね。

 

強烈なイジリや、激しいツッコミなんかは子供にあまり見せたくないのでF層(女性)からも敬遠されがちなります。

あまり過激なこともできなくなっていき、内容がマイルドになっていくにしたがってやがて人気は低迷。

2010年に放送終了となったわけです。

 

放送時間というものは、TV番組にとって重要な要素であることはいうまでもありません。

 

スポンサーリンク

Heyheyhey! 打ち切りではなく「役割を終えた」とは!?

1994年にスタートし、爆発的人気となった怪物番組。

アーティストの楽曲披露よりも、どちらかといえばダウンタウンとのトークを中心とした番組を展開。

とにかく笑える音楽番組として若い層から圧倒的な支持を得ていました。

 

ダウンタウンがゲストを泣かしてしまったり、倉木麻衣を「宇多田光のパクリ」と発言したりと数々の騒動があり話題になりましたね。

 

このhey hey heyがのちの音楽番組を変えたともいわれており、

それまでの音楽番組のようにトークは控えめに、

なるべくたくさんのゲストに生歌を歌わせるという図式を根本的に変えてしまったのです。

 

このheyheyheyの出現によって、TV業界はお笑い芸人を多く起用するようになっていき、その地位を底上げしたとも言われています。

Heyheyheyは2012年にその18年の歴史に幕を閉じました。

 

放送局であったフジテレビは「heyheyheyは打ち切りではなく、音楽番組としての役割を終えたために終了する」と述べており、視聴率の低下ではないと発表しています。

同番組はその後、不定期での放送にとどまっています。

音楽番組は現在冬の時代を迎えているみたいですね。

 

スポンサーリンク

「僕らの音楽」終了理由は人事異動!?

毎回、豪華なゲストによる「生歌」が話題となり人気を博した「僕らの音楽」

「口パク禁止」を宣言し、アーティストのガチの歌唱力が聴ける貴重な番組として根強いファンがいました。

その人気の影には、ある敏腕プロデューサーの存在があったのです。

 

「きくち伸」という凄腕プロデューサーによって、めったに地上波に出ることのないアーティストや、ミュージシャン同士での対談が実現。

毎回話題性に富んでおり、視聴率も安定していました。

 

スタジオセットも、東京タワーを一望できるおしゃれなバーのような作りになっておりこのような大人な演出も見どころのひとつでしたね。

番組の人気に伴って、敏腕プロデューサーのきくち氏の業界での権限が絶大なものになっていき、それを恐れたTV局の上層部が彼を別の部署に異動させました。

 

それによって番組は惜しまれつつも2014年9月い終了。

なんとも歯切れの悪い最後を迎えたわけです。

面白いものをただ作っていただけなのに、上層部の判断でそれができなくなるんだからTV業界というところは怖いですね。

 

生歌にこだわったゆえに終了した「堂本兄弟」

人気アイドルグループのkinki kidsの冠番組であり、深夜の放送にも関わらず絶大な人気を誇っていました。

「堂本兄弟」も、先ほど紹介した敏腕プロデューサー「きくち伸」氏が手掛ける番組であり、基本的には「口パク禁止」。

 

しかしその方針がレコード会社や芸能事務所の逆鱗に触れてしまいました。

口パクなしではまともにパフォーマンスできないアーティストやアイドルが最近は増えてきており、

彼らを出演させないなら所属している「口パクOK」の実力アーティストも番組に出さないという手段に出たわけです。

 

そうやって番組と芸能事務所との軋轢が生まれ、結果的に出演できるアーティストが激減。

番組も存続することが難しくなっていったわけです。

才能あるアーティストやミュージシャンが業界の汚い「利権」に巻き込まれているという、なんとも悲しい話ですね。

 

まとめ

  1. 放送時間が「若者向け」でない時間帯になってしまったために終了した「うたばん」
  2. 打ち切りではなく、heyheyheyは役割を終えたと述べるフジテレビ。不定期の放送に期待!?
  3. 仕事が出来過ぎたために上層部に危険人物扱いされた「きくち伸」氏。まさに社会の縮図!
  4. 「堂本兄弟」の終了は、番組と事務所の軋轢、そして「きくし氏」のこだわりにあった!?

 

まとめるとこのようになります。

ひとくちに番組終了といっても、単なる視聴率の低下が原因とは言い難いようですね。

この記事によって、芸能界の深い闇が垣間見えるかと思います。

 

音楽番組はアーティストとファンをつなぐものなので、できればこれ以上なくなってほしくないですね。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です