同期の友達がいないあなたへ。悩まないための考え方まとめ

社会人の悩みとして、よく挙げられるのが「人間関係」です。

そのなかでも、

「自分だけが同期のなかで孤立している」と悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

休み時間にひとりで過ごしたり、

仕事の愚痴を言い合えなかったりするのは、辛いですね。

今回は、そのような悩みを解消するためのポイントをご紹介します。

同期の友達がいないのは、悲しいこと？職場で友達ができなくても、なにも問題ない

職場は、あくまで仕事をする場所

「職場は仕事をする場と割り切って、仲のよい人ができなくても気にしないようにしている」

そのような人も、少なからずいます。

たしかに、職場とは本来仕事をする場所のはず。

友達を作りにいく場所ではありません。

職場の外に友達がいるから、別に気にならないという場合もあるでしょう。

割り切って、職場ではビジネスライクなお付き合いだけにしておくのも、

かえって賢いのかもしれません。

孤立することは不安につながる

しかし、あなたが職場でひとりぼっちだと不安に思っているのであれば、

それは決しておかしなことではありません。

これは、人間が本能としてもっている危機管理能力に関係しているのでしょう。

大昔から、人は生きていくためには他人と協力しなければなりませんでした。

ひとりきりで生きていくことはできませんからね。

孤立＝死を意味していたのです。

私たちは、本能的に、孤立したら不安になるようにできているのです。

しかし、職場だけが社会ではありません。

職場に友達がいなくても、平然と暮らしている人もいると知るだけでも、

気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

同期の友達がいないのは、まずい？友達を作れる場合でも、無理はしなくてOK

まずは自己分析から

さて、チャンスがあれば、職場内で、同期の人と友達並みに仲良くなる必要はあるのでしょうか。

仲良くなるに越したことはないのでしょうが、

絶対に仲良くなったほうがよいともいえません。

同期の友達をもつメリットも、デメリットも、個人差が大きいものでしょう。

仲間と情報を共有しながら楽しく働きたい人もいれば、

自分のペースで黙々と作業をしたい人もいます。

まずは、あなた自身が自己分析をして、

自分に同期の友達が必要かどうか、考えてみましょう。

同期の友達をつくることで、

休憩時間に雑談をしたり、お昼時間にみんなで食事をしたりすることができます。

また、仕事の悩みについて、お互いに相談もできるでしょう。

休みの日には遊びに行くこともあるかもしれません。

それらをしてみたいと思うか、むしろうっとうしく感じられるか、

それは人によって考え方が大きく異なるところです。

最近では、新年会や忘年会を欠席しても、咎めない職場が増えてきているとききます。

一種のパワハラになるためです。

自分の考えにあわせて、職場のなかでも人付き合いしていけばよいのではないでしょうか。

同期の友達がいないのは、自分の振る舞いのせい？人と接するときは「相手に興味をもつ」

同期の友達がほしい

人によりタイプがあるとはいえ、仲のよい同期をもつことには、

メリットが多いものです。

同期の友達がほしいけれど、なかなかできないという人は、

自分の振る舞いを一度振り返ってみましょう。

友達づくりがどんなに苦手な人でも、

ポイントさえつかめば、人と近づくことができるのです。

相手に興味をもち、自分からコミュニケーションをとる

友達をつくるうえでおさえておきたいポイントとは、どのようなことでしょうか。

それは「相手に興味をもって、あなたからコミュニケーションをとる」ことです。

なぜ、それが友人獲得に効果を発揮するのでしょうか。

それは、人というのは、「自分」に最も興味がある生き物だからです。

ここさえ間違わなければ、とる行動も失敗しません。

実際に、あなた自身で考えてみてください。

「友達ができない」と悩んでいるとき、あなたは誰のことを考えていますか。

あなた自身のことですよね。

もちろん、自分以外のことも考えます。

しかし、「一番興味をもつもの」は圧倒的に自分のことであるとわかるはずです。

ですから、悲しいかな、

人は「自分の最も大切な『私』に関心を示してくれる相手を好きになる」生き物なのです。

もし職場内で親しく付き合える人がいない場合は、

これを利用して、相手に興味があるということを伝えるように話しかけてみてください。

距離感には気をつけて

ただし、距離感には注意しましょう。

そんなに親しくない間柄なのに、あまりにプライベートなことをきくのは、

相手を驚かせてしまいます。

「自分だったら、どのようなことが話しやすいか」をまず考えて、それから行動に移しましょう。

これだけで、相手は話しやすくなるし、気づかないうちに仲良くなっていることがあるでしょう。

まとめ

友達をつくるかどうかは、あなた次第

職場でひとり平気で仕事をしている人もいますし、

仲間と和気あいあいに仕事をしている人もいます。

悩みなく過ごしている人は「自分に合った」過ごし方を貫いています。

まずは「自分はどうしたいか」を改めて考えてみましょう。

人付き合いの仕方は人それぞれですし、

あなたがどんな選択をしたとしても、間違いではありません。

あなたらしいお付き合いの仕方をみつけて、心を軽くしましょう。