発達障害と方向音痴には深い関連性があった?当てはまる項目をチェック!

こんにちは。

皆さんは、発達障害と方向音痴との関係性についてご存知でしょうか。

 

最近、テレビなどでもよく、発達障害という言葉をよく耳にするようになりました。

発達障害というと、子どもにみられる障害というイメージが強い方もいるかもしれませんが、

大人になってからも生活するうえで困難を抱える人がいます。

一体、発達障害とはどのような障害であって、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

今回は特に、発達障害という障害と、困りごとの例である方向音痴との関係についてご紹介します。

 

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発達障害とはどんなもの?まずは知るところから

発達障害の定義はあるのか

ところで、そもそも発達障害って、どのようなものなのでしょうか。

調べてみると、種類も程度も様々であり、

一言ではとても簡単に説明できるものではありません。

 

「多動」という落ち着きのなさが症状となる場合もあれば、ぼーっとしているようにみえる場合もあり、

同じ名前の障害で語るのにもかかわらず、症状から大きく異なっています。

「発達障害」に定義を与えるのは、そうそう簡単なことではないようです。

発達障害にみる、多くのバリエーションや症状

発達障害のタイプには、よく知られているものだけでもいくつかのタイプがあります。

  • 自閉症

発達障害のひとつの類型として、よく知られているもののひとつは自閉症です。

他の人とコミュニケーションがうまく取れず、一見引きこもりのように見える人もいます。

小さな子どもであれば、言葉を喋りはじめるのが遅かったり、うまく喋れなかったりします。

 

  • ADHD

落ち着きがなく、物事の関心があちらこちらに移ってしまう、ADHD(注意欠陥・多動性障害)というのも発達障害の一種です。

 

  • ADD

同じ注意欠損障害をもつ場合でも、ADHDとは異なり、多動性がみられない人(ADD:注意欠陥障害)もいます。

 

  • 片づけられない

発達障害には、ものを片づけられないという症状が出る場合もあります。面倒くさくて片づけや掃除をしないのではなく、「片づけられない」のです。

 

  • 学習障害

また、ほかのことは難なくできるのに、どうしても漢字などが覚えられない、

あるいは、数字の意味が理解できず計算ができないなど、学習障害といわれる症状をもつ人もいます。

 

発達障害はひとくくりにできない。そこを理解しよう

こうしてみると、発達障害と言いつつも、

一言では言い表せないほど、様々な症状や障害が含まれている、奥の深い世界であることがよくわかります。

発達障害には様々な症状やタイプがあり、それぞれに困ることがあり得るということを理解しておきましょう。

あなたのまわりにも、発達障害やそれに関連する症状に悩まされている人がいるかもしれませんね。

 

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発達障害と方向音痴の関係性。道順の覚え方がちがうのです。

安易に発達障害だと断定するのは危険。困ったら受診を

ここまでみてきたように、発達障害には一口でくくってしまえないほど、様々な症状があります。

それらの症状を知ると、自分や家族、友達が発達障害の可能性があるのではないかと感じた人もいるのではないでしょうか。

障害は、先にご紹介したような種類や症状で判断する以外にも、その程度も関連するため、素人には判断できるものではありません。

 

あくまでも上記の例は参考までにとどめ、考えてみてください。

インターネットの情報のみで発達障害と断定することはできません。

 

あなた自身が「もしかしたら発達障害かも・・・」

と思ったら、まずは精神科や心療内科などを受診して医師の診断を受けるようにしましょう。

周りの人から相談されたり、困っているのを見たりしたら、受診を促すのも素敵な心くばりですね。

発達障害と方向音痴

今回は、発達障害の症状のひとつである、方向音痴にテーマを絞って考えてみることにしました。

実は、発達障害をもつ人のなかには、方向がわかりにくくなるという症状に悩む人も多いのです。

発達障害をもつ人の道順の覚え方

たとえば、道順を覚える場合、目立つ建物や看板などを目印にしますよね。

しかし、よく道に迷う人は少々異なった行動をとります。

建物のように場所が固定されているものではなく、動くもの、いつまでもそこにじっとしていないものを目印にしてしまいます。

 

「この角に犬がいた。」となどという覚え方をしている人がいたとします。

しかしそれは、「犬を飼っている家が角にある」のではなく、

「散歩している犬をこの道の角で見かけた」という意味であるとしたら、目印にはなりませんよね。

 

信じられない、思う人もいるかもしれません。

しかし、よく道に迷う人は、そのように道を覚えようとしている場合もあるのです。

 

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発達障害をもつ人の方向音痴のあるあるエピソード。これはつらい!

方向音痴あるある

さて、ここで、発達障害であるかどうかに限らず、方向音痴のエピソードをみてみましょう。

皆さんや周りの人にも、こんなことはありませんか。

 

方角がわからない

私自身、実は少々方向音痴の気があるのです。

そんな私、東西南北の方向がわからなくなるときがあります。

たとえば、友人に「北を向いていたよね」と言われて、「え、南じゃなかったの?」とびっくりしたこともあります。

恵方巻を食べるときは、家の中でもコンパス必須です・・・。

 

地図を読むのが苦手

また、地図を見るのが苦手な人もいます。まさに私もそのひとり。

『話を聞かない男、地図が読めない女』というタイトルの本を見たとき、

「あ、私のことだ。」と嬉しくなって本を買ってしまったほどです。

 

私が地図を見るときは、地図をくるくる回して試行錯誤しなければなりません。

地図の中でいくつも同じような交差点があり、迷ってしまったことがあります。

 

グーグルマップは神的存在

世の中にグーグルマップという究極の地図アプリが生まれて、もう、本当に嬉しかった、という人。

私だけではないと思います。

紙の地図はもう見ません!

 

発達障害をもつ人にとっての、方向音痴

私のような、ドン臭いながらも不足なく日常生活を送ることができるレベルの方向音痴ならまだしも、

発達障害をもった方は、そうもいかない場面に遭遇することがあります。

 

行きはよいよい、でも帰れない

たとえば、いつも行くショッピングセンターなのに、トイレに行って売り場に帰って来られないということもよくあるといいます。

友達や家族と買い物に出かけ、「ここで待っているね」などと言われようものなら、

トイレに行って元いた場所に戻るだけで、30分かかってしまうこともしばしば。

 

初めて会う人に理解されないつらさ

親しい人なら、発達障害をもつ人の事情を理解していることもあって、行きたい場所の近くまでついて行ってくれることもあります。

しかし、初めて会う人だったらそうはいきませんよね。

気心が知れた人でない場合は、本人も自分の困っていることをどのように説明するべきなのかわからず、

本当に困ってしまうのです。

 

現地集合は至難の業

発達障害のために方向音痴の症状がある人にとっては、現地集合はかなり高いハードルです。

地図があったとしても、地図自体が苦手なので、ドキドキしてたどり着けないこともあり得ます。

 

事前に何度行き方をシミュレーションしても、当日になればパニックに陥ることもあるのです。

最悪の場合は遅刻・・・遊びの約束だったとしても、つらい出来事になってしまいます。

その方向音痴、発達障害のせい?困っていたらそっとサポート

その心情を完全に理解するのは難しいですが、

生活に影響を及ぼすような方向音痴というのは、当事者からするととても大きな問題なのです。

 

あなたの周りの方向音痴の人も、もしかしたら発達障害の可能性もあるかもしれません。

もしも困っている様子がみられたら、優しくサポートしましょう。

 

発達障害で方向音痴となると、生活の不便がいっぱい!支援するためには

発達障害に限らず、なくて七癖

私には、「車の型を覚えられない」(つまり、関心がない)という、なかなか厄介な癖があります。

家族と買い物に行っても、駐車している自宅の車を間違えるのです。

 

「確か、この辺りで待っているはず・・・」と見当をつけていても、

すぐ隣の同じような色の車のドアを叩いてしまうことがあります。

 

自分の自転車が隣にあるのに、人の自転車にキーを差し込んで

「なんで鍵が入らないのだろう」と不思議に感じたことも・・・。

情けないのですが、エピソードには事欠きません。

 

考えてみれば、私の癖ってただの不注意ですよね。

発達障害による方向音痴は生活に支障をきたすことも

私の癖は、まだ笑い飛ばして済ませるレベルかもしれません。

しかし、発達障害による方向音痴となると、

生活に支障をきたすので大変なことが多くあります。

 

周囲の人が気づいてそっとフォローできれば、それに越したことはないのです。

 

そのためには、発達障害という障害を、より多くの人に知ってもらう必要があります。

「あの人、何か変よね。」ではなく、本人は本当に困っているのですから。

発達障害をもつ人のアドバンテージ

それに発達障害を抱えている人には、一芸に秀でた人もいるようです。

一つのことに興味が湧くと、それこそ寝食を忘れて突き進むようなところがあるので、

研究職などで成功していらっしゃる方もたくさんいます。

 

世の中には、埋もれた才能がまだたくさんあります。世に出さないのはもったいないことです。

発達障害をもつ人が生活しやすいように。気づいたらそっと手を差し伸べよう

多かれ少なかれ、人は誰でも、目の届きにくいところであっても、生活の不便を抱えています。

そのことに気づけば、発達障害を抱えた人に手を差し伸べることも不可能ではないはずです。

 

まとめ

発達障害の種類、症状は七色

発達障害には様々な種類、症状と程度があります。

自閉症に代表されるような、コミュニケーションの困難や、注意欠損障害、片づけられない症状、あるいは落ち着きのない多動性、学習障害などがあります。

発達障害による方向音痴と生活上の困難

方向音痴という症状を考えてみても、生活に支障をきたし、就職もままならないほどの症状が出る人もいます。

方向音痴でも、発達障害でも、気づいたら寄り添って

自分と比べて「何か変だ」と笑ったり、放り出したりするのではなくて、

困っている人にほんの少し手を差し伸べるだけでも、誰もがより暮らしやすい環境になるのではないでしょうか。

 

誰もが活躍できる世の中こそ、素晴らしいものです。

生活上の困りごとのために、活躍できないなんてもったいない!

できる人が、できることを少しずつ、支援して生きやすい世の中をつくりたいものですね。

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