今回は「家族旅行」と「ストレス」についてお話ししようと思います。
正月やお盆、ゴールデンウィーク等の長期休みを利用し、親御さんやお子さんと家族旅行に出かける方も多いと思います。
家族水入らずで楽しみ、リラックスするはずの旅行…それなのに、ストレスを感じた経験のある方も多いのではないでしょうか。
私も小さい頃、両親と私の三人で旅行に行くと、両親が旅行先でよく喧嘩していたと記憶しています。
せっかく楽しい旅行になるはずが、嫌な思い出とともにストレスを感じることになる、なんてことは避けたいですよね。
旅行先でストレスを感じる瞬間の事例、その対策や回避方法をまとめましたので紹介します。
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家族旅行は画を入念に立て、整理するのが大事!
楽しい旅行も、準備8割
まずは出発前の計画段階です。整理するポイントはいくつかあります。
- 目的地までの移動時間、方法
- 目的先での移動手段、観光先、食事場所
- 宿泊先のチェックイン、チェックアウト時間
必要不可欠なポイントはざっとこのくらいでしょうか。
「なんとなくこの時間くらいで着くか」「あの目的地は〇〇時くらいなら空いているだろう時間があれば行ってみるか」
なんて大まかな計画だけでは、目的地で右往左往するのが目に見えています。
「もしも」に備えた計画を
一度きちんと必要不可欠なポイントを書き出してみましょう。
手書きでもパソコンでもOKです。
ここで重要なのは悲観的に計画を立てることです。
ここで例を書き出してみます。
- 目的地まで車で4時間→トイレや周辺の状況も考慮し5時間ほどみておく
- 目的地の駐車場→満車の場合も考えて3箇所くらいはピックアップしておく
- 電車での乗り換え→慣れない駅構内で迷う可能性がある。乗り換え時間には余裕をみておく
私はこれらを実践しています。
計画を綿密に立てておくと、観光地で調べものをしたり、迷ったりすることは極端に少なくなります。
家族の希望も計画に盛り込む
また、家族によって行きたい場所が違う、ということもあるでしょう。
そういう場合は個々で行動する時間をとっておくのも一案でしょう。
(2日目の夕食までは父と息子、母と娘に分かれて行動する等)
悲観的に、かつ余裕のある計画を立てておくことで、もし何か起きてもストレスを感じることなく旅行を楽しめることでしょう。
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混雑・人混みのストレス緩和
せっかくの旅行のはずが、混雑でイライラ
人気のある観光地、特に都会やテーマパーク等では混雑や人混みの発生が予想されます。
特にお正月、お盆、ゴールデンウィークといった時期には予想外の混雑があるかもしれません。
人気のシーズンや長期休みの時期をはずしてレジャーを楽しむことがひとつの対策なのですが、なかなかそれが難しい方も多いのではないでしょうか。
働き方改革は、混雑回避の味方
しかし、ここで朗報です。
2019年4月より年次有給休暇取得に関する法律が変更となります。
年間10日の有給休暇を得ている労働者に対して、会社は5日分以上の有給休暇を取得させることが労働基準法上の義務となる、というものです。
詳細はこちらをご確認ください。
(https://www.dodadsj.com/content/workstylereforms-180917_paidholidays/) より引用
いかがでしょう。
朗報だと思いませんか。
いつお休みとろうかなあ、なんて小躍りしちゃいますね(本当に取得できるのか不安ですが)。
近年の働き方改革と併せて、有給休暇を取得しやすい環境になった方もいるのではないかと思います。
公休と有給休暇を組み合わせて家族旅行に行けるだけの休みを取得しやすくなりました。
観光シーズンや長期休みの時期を外すと混雑を避けることができます。
さらには宿泊費やツアー参加費が安くなる場合もあります。
有給休暇を長めにとっても何も言われないよう、普段の仕事を頑張りましょう。
頑張った先には、混雑のストレスを感じない家族での楽しい旅行が待っています。
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お土産探しのストレス回避
お土産の催促がプレッシャーに
家族旅行の計画が決まると、周囲に伝える方も多いことでしょう。
「今度○○○に家族で旅行に行くんだよね」と。
そうなると「○○○といえば○○○が有名だよね。お土産よろしくね」なんて言う方、絶対にいますよね。
私も何回言われたか記憶しきれないほどです。
言う方にはおそらく大きな意味はなく、気軽に言っているのかもしれません。
しかし言われた側にとっては、お土産選びに気を遣い、ストレスを感じる要因になります。
観光地以外にも、パーキングエリアや駅の構内等、「買う場所」に困ることはないでしょう。
「ばらまき土産」がストレスの種に
そうとはいっても、
「あの人にあれを買わなきゃ」
「ということはあの人やあの人達にも買って行かなきゃな」
「職場に何人いたっけな。あそこの部署には○○個入り、あっちの部署には何個入りを買って・・・」
こんなことを考えていたらキリがありません。
時間も荷物もかさみますし、何より予想以上の金額をお土産で使ってしまった、なんてことになりかねません。
お土産は「心から渡したい人」にだけでOK
実は周囲の方たちはそれほどお土産を期待しているわけではありません。
それほど親しくない友人や親戚、職場の方たちからお土産をもらえなかったからといって、関係が悪くなるでしょうか。
おそらくほとんど気にしないと思います。
お土産は、本当に仲の良い方や近しい職場の方たちに渡すようにしましょう。
もしくは、自分たちのためにもお土産を買うようにすれば、お土産選びも楽しくなることでしょう。
帰った後の虚無感や憂鬱な気分と付き合う
現実に引き戻される
楽しい家族旅行も終わりを迎え、帰宅のときがやってきます。
帰宅時に暗い部屋に電気をつける瞬間。家族人数分の溜まった洗濯物。また始まる日常・・・
家族旅行が楽しく有意義なものであればあるほど、家に帰ってきたときにブルーな気分が増幅するものです。
「日常」があるから、「非日常」の旅行が楽しい
正直にいって、こればかりは仕方ありません。
誰にでも日常はやってきます。
永遠に仕事をせずに旅行先で楽しい毎日を過ごせたら誰もがその生活を選びますよね。
普段の仕事、家事、学校を真面目に頑張っているからこそ非日常の旅行が楽しいのです。
旅行が好きな方であれば次の旅行の計画をたてておくことで日々の生活にハリがでることもあるでしょう。
旅行での楽しい思い出を胸に、1日1日を前向きに過ごしましょう!
まとめ
家族旅行は、楽しむもの!
今回は家族旅行におけるネガティブな部分とその対応策をお話しさせていただきました。
詳細まで気を配ることで、予想外のロスやハプニングを防げることでしょう。
本来、家族旅行は楽しむために行くものです。
計画が苦手な方もいると思いますが、旅行のことを考えるときは楽しい時間でもあります。
計画することも、どうせなら楽しんで!
実りある楽しい家族旅行にしましょう。
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