B’zは、個性の強いバンドなので、
ギタリストとボーカル。それぞれが十二分に強い魅力を持っているので、ソロ活動を行う遜色はない。
元々はプロとしてデビューをして、自身の活動を広げるために松本さんは稲葉さんに出会う事にした。
また、松本さんの場合はソロ活動の遍歴が稲葉さんより少し長く、THOUSAND DREAMSという往年の名曲を手掛けていた。B’zと言う、バンドの形が落ち着いた頃、それぞれの活動を行う。それはとても自然な流れだった。
B’z活動30年の今年、実力を充分身に着けた2人だからこそ、満を持してのソロプロジェクトでの活動が出来る。
これは朗報であり、ファンの期待に応えるべく迎えた大きな通過点の1つだと言える。
インタビューでの言葉を見てみると、引退は考えるけれど、ライブで見るお客さんの顔を見ると、やれる事はやりたいと言う気持ちになるらしい。日本で音楽活動をしている中で、ここまで長く精力的に活動が出来る事なんてない。
やれる事をやる誠意がB’zの魅力の根源にある。
30年前、自分のバンドを持とうと考えたスタジオミュージシャンが、ビートルズのレットイットビーを歌うデモテープを聞いて、惹かれてここまで大きく膨らんだ夢が、B’z。
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ビートルズから飛んできた稲葉浩志と言う蜂の世界
B’zの2017年は、ソロ活動での始動になった。蔭りはあった。B’zのインスタとか見てるとなんとなくソロっぽいなとの印象を受けていた。わかっていた。
本音としては、活動してくれるだけで嬉しい。見たい。見たい、B’z。その分30周年は、期待が爆発する事。
そして、今回のはソロと言うよりも、ソロプロジェクト。松本さんは、ハワイのマルチミュージシャン、ダニエル・ホー氏と。稲葉さんは、SNSで噂のあったギタリスト、スティーヴィー・サラス氏と。ライブも楽しみ。
何歌うのか?リリースはあるのか?期待と謎の膨らみが際限のないソロプロジェクトが、2017年より始まった。
B’zほど、バンドで活動をしたり、ソロ活動をしたりといったバンドは珍しい。かつては、ソロ活動をするバンドはとても珍しく感じたが、今ではもうソロ活動をするバンドも溢れて来た。時代は変わりまた私はB’zを聞いている。
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ソロデビュー作から世界観の違いを目の当たりにしていたKohshi Inaba
稲葉浩志ソロアルバムの金字塔は、マグマ。これは、私も自信を持って断言する。
稲葉浩志独特の世界が詰まっているのは、ほかの作品にはない稲葉浩志の魅力がふんだんに詰まっている。色褪せない。もう、20年程も前の作品なのに、ここまで名作として残ったのには驚きを隠せない。
稲葉さんの詩の世界観がくっきりと表れたのがマグマの中の、1曲目の冷血。澱んだ暗い雰囲気からの音楽が地味深くて、味がある。ゆっくりとした胎動から、稲葉浩志の音楽が始まる。やはりアルバム、マグマは素晴らしい。
気が付いた頃には、あんなに暗かったのに、と進んで流れる稲葉さんのロックやポップに胸が躍っていた。
そんなアルバム。そんな世界。自身のバンドを持ちたいと考えたスタジオミュージシャンの耳に、入ったLET it BEがここまで来たと言う運命に稲葉浩志の魅力がある。INABA/SARASから、耳が、目が離せない。
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30周年を迎える松本孝弘と言う幾千もの夢の音楽
そして、松本さんの名作は、Thousand Dreams。色褪せないです。これも。
もうこれは本当に息の長い名作。松本さんのすべてのルーツです。松本さんのギタリストとしての夢のすべてが詰まっている。
いつでも聴ける。それがこの曲の最大の魅力。例えば、日中寛ぎの時間であったり、食事時にも〇マル。
そして、就寝時にも寝起きにもぴったりで、そぐわない間がない。
まさに往年の名作だった。耳にずっと、残る。松本さんの音源で有名なのは、ミュージックステーションのオープニングのあの曲だが、とてもキャッチーで素敵。
ミュージックステーションのように当たり前のようにあるものにも、松本さんの音楽が浸透していることを知ると、圧巻。B’z。B’zは、稲葉さんのルックスを注視される事が多いが、B’zの魅力はその音楽にあります。
B’zは、往年のロック音楽を中心として、外国の誉れ高い音をB’zと言うファクターを通して日本のポップスにしている。なかなか、マイケル・シェンカーは普通に聞く機会はない。聞いているかいないかでがらっと世界が変わる。
IN TO THE ARENAは色褪せないです。
一味またさらに滋味が違うプロジェクトするB’zのソロ
2017年4月。B’zソロプロジェクトはもう始まっていました。
今回のソロプロジェクトでは、稲葉さんが、スティーヴィー・サラスと。松本さんは、ダニエル・ホーと。
それぞれのプロジェクトで活動を行う。元々、B’zと言うバンドがあって、今から20年程前にソロ活動と言うものをするようになって・・・。今ではすっかり板につくようになっている。
B’zの場合は、稲葉さん・松本さん、それぞれが主役なので独自のとっておきの個性を最大限に活かした作品が出来上がる。間違いがない。
期待は確信になっている。
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