意外と知らないボカロの歴史!?そんな過去があったとは!

今や日本の経済を支えているオタク文化の中心的コンテンツである「ボカロ」。

 

あの小林幸子も紅白で「千本桜」を熱唱したのは記憶に新しいですよね!

 

じつはボカロの歴史って意外と古いって知ってましたか??

 

今回はボカロのこれまでの歴史と、いろんな騒動や「初音ミク」まつわる豆知識をいろいろとご紹介していきたいと思います!

 

 

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そもそも「ボカロ」の始まりって!?

ボカロの始まりって「初音ミク」だと思っているひとが多いのではないでしょうか。

 

2004年にイギリスの会社から発売された「LEON」という音楽ソフトが最初のボーカロイドと言われています。

 

このソフトは、今のような流麗に歌ってくれるものとは程遠く、そもそもがバックコーラス用として発売された音響支援ソフトに近いものだったんです。

 

しかもポップミュージック用じゃなく、ソウルミュージックやファンクなどあまり日本人に馴染みがない種類のものでした。

 

もちろん知名度は一部のクリエイターを除いて、一般的にはまったく認知されていなかったといっても過言ではありません。

 

音楽ソフトは難しい操作を要求されるので、敷居が高く、値段も高価ということもあってあまり普及しなかったようです。

 

 

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そんなある日、初音ミクが発売された!

 

わたし自身も音楽ついては耳が早い方(加えてなかなかのヲタク)だったので、当時の「初音ミク」の登場はなかなか衝撃的だったことを記憶しています。

 

それ以前にも、初音ミクのような「キャラクターを前面に押し出したボーカルソフト」はあったのですが、楽曲のクオリティがお世辞にも高いとはいえず、だからといってキャラ自体もイマイチでした。

 

ところがそんなとき、初音ミクが発売されると瞬く間にウワサになりましたね。

 

声が愛らしく、音質もかなり良い。

 

そしてなによりキャラクターがめちゃくちゃ可愛かった!

 

友人とお金を出し合って購入し、夜通しシークエンスをいじっていたのはとてもいい思い出です。

 

作った音源をニコニコ動画に投稿すると、知らない人がアレンジしてくれて、それをさらに別の誰かがアレンジしてくれて、といった風に誰かと楽曲を共有できるのが凄まじく楽しかったですね!

 

まさに新しい「未来のコンテンツ」だと思いました。

 

 

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日本での異例のヒット!TV番組でも騒動に!?

初音ミクが最初に発売されたのが、2007年の8月31日です。

 

当時は「キャラクター・ボーカルシリーズ・第一弾!」みたいな触れ込みだった気がします。

 

発売されるやいなや、1ヶ月もたたないうちに大ヒット!

 

この種のソフトの相場の10倍近い売上を叩き出し、業界内外でかなりの話題になりました。

 

当時のお昼の番組でも取り上げられ「オタク」を前面にフューチャーした構成で放送されたことに、初音ミクのユーザーが激怒!

 

発売元のクリプトンのホームページにユーザーの書き込みが殺到。

すぐに会社はユーザーに対した謝罪のコメントを出したのですが、番組は「どうして謝る必要があるかがわからない」と否定的なコメンをしたことで、一部騒動になりました。

 

今でこそ誰もが「マンガやアニメが好き」とか平気で言えたりしますが、当時は少々デリケートな話題でもあったので、おおっぴらにそういったサブカルチャーが好きって言いにくかったんですよね。

 

だからこそ「オタク(わたしもそうでしたが)」たちの結束力は高く、横のつながりは強いものでした・

 

番組を潰そうぜ的な書き込みも多くあり、けっこう物騒なスレタイが立っていたのを記憶しています。

 

今ではかなりの市民権を得ている初音ミクには、そのような歴史があったのですね。

 

 

「初音ミク」の世界への波及

初音ミクは、もはや日本という枠を飛び出し海外へもその影響を及ぼしています。

2010年ごろからアメリカで爆発的にヒットし、翌年の2011年にはトヨタ・カローラのアメリカ版のCMにも起用されました。

 

海外でのヒットの背景には、楽曲のクオリティもさることながら、いい意味での「身軽さ」が要因でした。

 

日本でのライブやCDが発売されると、違法ダウンロードや許可のないアップロードが横行しました。

 

しかし運営側はそれらをあえて規制しなかったのです。

 

より多くのひとに聴いてもらいたいという運営側の戦略により、日本だけの狭いカルチャーだったボーカロイドが海外へ飛び火。

 

全く間にアメリカで話題となったのです。

 

そして日本を訪れる外国人も急増し、その影響は日本の経済にとっても決して無視できないものになっていました。

 

世の中、なにが売れるのかわからないものですね。

 

 

 

 

初音ミクの声優「藤田咲」さんのギャラは??

当時、声優としてデビューしたばかりで売れない時期だった「藤田咲」さん。

 

初音ミクの仕事を受けたときも「どうせ売れないだろうな」と思い、歌唱税を5万円で運営側に売ってしまったとか。

 

なので初音ミクのCDがどれだけ売れても藤田さんにはびた一文も入ってこないんですよね。

 

まさかこんなにも売れるなんて、誰にもわからなかった。

 

もしあのとき目先のお金に惑わされず、著作権を持っていればきっと遊んでくらせたはず!

 

ほんと、世の中なにが売れるかわからないものですね。

 

 

まとめ

 

1:ミクよりずっと以前に、音楽ソフトでボカロはあった!しかもコーラス用だった。

2:「初音ミク」がクチコミによって大ヒット!DTMとしても優秀だった!

3:オタク文化の象徴として揶揄されることもあった!

4:しかしその人気は世界に飛び火!終わりをしらないコンテンツ

5:声優の藤田さんは歌唱税をたった5万円で放棄!世の中なにが売れるかわかったもんじゃない!?

 

 

まとめるとこのようになります。

 

「ボカロ」は間違いなく、音楽の歴史を変えたと言えるでしょう。

 

これからも間違いなく日本を支えるコンテンツとして成長し続けると思います。

 

少しでもその歴史を知っておけば、今の音楽の聴き方も変わってくるかも!?

 

それを語ることができればあなたも「物知り」というイメージを持たれるはず!

 

これからの「ボカロ」音楽に期待したいですね!

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