ライジングサンロックフェス2017 再結成したバンドたちの意外な理由!?

 

今年のライジングサンロックフェス2017の出演アーティストが第1弾が発表されましたね!

初登場となるB’zや、4年ぶりの出演となるマキシマムザホルモン。 人気急上昇中のSuchmosなど、たくさんのアーティストがラインナップされました。

 

その中でも今回3度目の出場となるユニコーンは、2009年に再結成して以来、精力的な活動が目立ちます。

 

というわけで、今回は再結成したバンドにフォーカスし、解散した理由や再結成の意外な秘話を紹介していきたいとおもいます。

 

これを知っているだけで、RSR2017がさらに楽しめるだけでなく、音楽の知識がさらに広がること間違いなし!!

さっそくみていきましょう!

 

 

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再結成したバンドたち!!

 

 

まずはこれまでRSRに出演した再結成バンドをいくつか見てみましょう!

・ユニコーン……1993年に解散。2009年に再結成して2~3年おきにアルバムを出しています。

・米米club………1997年に一度は解散。その後2006年に再結成し、断続的に活動を続けています。

・聖飢魔II………1999年に「地球征服を完了した」と発言し解散しています。 RSRには2010年と2015年に期間限定で出演しています。

 

以上の例の他にも再結成したバンドはたくさん存在しており、バンドによっては全盛期のようにバリバリ活動してアルバムを出したり、そのときだけの期間限定の結成であったりとさまざまです。

 

 

解散ってやっぱり音楽性の違い??って思うじゃないですか。

じつはそれだけではないんですよね。

 

むしろ、音楽性の違い⇒解散というパターンはわりと少ないって知っていましたか?

音楽性が違ったから解散しちゃったのかなー、と思うのはちょっと安易です。

 

では次からは、バンドがどんな理由で解散してしまうのかを見ていきたいと思います。

 

 

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もっとも多い理由は、お金!?

 

 

もっとも有名なのが、ビートルズ。

ビートルズに関しては解散の理由がいくつもあるのですが、最大の原因としては「アップル」という会社を設立したことによる利権問題ですね。

 

当初は税金対策として設立された「アップル」ですが、彼らの稼ぎ出すお金が莫大になりすぎて経営陣は手に負えなくなっていきました(他にも理由はたくさんあるのですが)。

誰に経営の実権を握らせるかでバンド内は2つに分裂。 訴訟問題にまで発展し、とうとう決着はつきませんでした。

 

日本ではもっとも有名なのが、judy&maryです。

リーダーでベーシストの恩田氏がフロントマンでしたが、ギターのTAKUYAが音楽家としての才能をどんどん開花していき、ついに「みんなと同じお金じゃやってられない」と発言。 この直後にリーダーの恩田氏が脱退しています。 バンドは程なく解散しました。

 

 

こちらはちょっと特殊なお金の理由で、米米club。

ボーカルのカールスモーキー石井(現・石井竜也)が映画製作に手を出し、それが失敗。多額の負債を抱え、資金力がなくなり解散することに。

大所帯バンドの危うさを物語っていますね。

 

 

じつはわたしの知り合いにも、レコード会社の契約までこぎつけたバンドマンがいるのですが、お金についてはかなり悩んでいたみたいです。

作詞作曲を手がけていた彼ですが、他のメンバーに具体的なお金の話をするのがちょっと嫌になったと言っています。

自分に話かけてくる人間が、自分のお金目当てなのか、純粋な好意なのかわからなくなってくるということでした。

精神的に疲弊してくるらしく、病院通いになっているそうです。

そのくらい、お金というのはバンド内ではウェイトを占めているのかもしれません。

 

 

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 理由はひとつじゃない!? 再結成したバンドの意外な秘話

 

 

そうやって解散したバンドも、何年か経ってほとぼりが冷めてきて再結成という流れになったりします。

 

THE YELLOW MONKYも、あれだけ再結成はないものとされていたのに2016年に再結成を発表し、話題になりました。

 

他のバンドが再結成していくなか、自分たちももう一度バンドをやりたいと思い、ボーカルの吉井さんがみんなにメールで「もう一度僕とバンドをやってください」と送ったところ、メンバーは暖かく承諾したようです。

 

やはり最初は音楽が好きで始まった仲間なわけですし、やはりバンド演奏というのはそれほど魅力があるということなのでしょう。

 

 

ユニコーンの場合は、全盛期のころに働き過ぎたためメンバー内でたびたび「休みが欲しい」と関係者にこぼしていたようです。

そして一度解散し、何年か経って共通の知り合いの結婚式にメンバーが集合。そこでバンドの曲を演奏し、それをきっかけに再結成となったようです。

もともとドロドロの関係で解散という形ではなかったので、再結成はすんなりといったみたいです。

当時は演奏するのを嫌がっていた名曲「maybeblue」も再結成後にはライブで披露するくらい角が取れています。

下記の動画に、その貴重なライブの様子がありますのでURLを貼っておきます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Mezvy9GhrsA

 

 

 

そもそも音楽性の違いとは!?

 

 

はっきりって、音楽性が一緒の人間なんてこの世にはいない、というのがわたしの持論です。

音楽性というのは個々がそれぞれに持っていて、誰がどんな曲を好きになるかは自由です。そもそも音楽をあんまり聴かない、というのも立派な音楽性になるわけです。

バンドが音楽性の違いを理由に解散宣言を掲げるのは、その裏に隠された、あんまり表立っては言えない事情を隠すためだとも言われています。

 

有名なビッグバンドである「radiohead」は、アルバムのレコーディング中、「もう殺してやろうかと思った」とか、「あれだけ葉っぱ(タバコ)を吸った時期はない」とメンバーが漏らしています。 そのくらい音楽を作るには大変な思いをしているんですね。

 

いい楽曲というのは人によってさまざまですが、それぞれの個性がぶつかり合ってできた楽曲というのは素晴らしいものであることが多いです。

ある種の競争みたいなものが働き、センスの衝突が聴く人を引き寄せるのかもしれません。

アメリカ出身のモンスターバンド「red hot chili  peppers」は、楽曲を作るときにはメンバー同士でアイデアを出し合い、競い合うようにして楽曲を作るみたいです。

あえて対立させていいアイデアを出し合い、良ければ採用。悪ければ容赦なくボツ。

そうやって今日まで高水準な楽曲を生み出しているんですね。

メンバー同士での確執はなく、アイデアがよければ即採用という極めて公平なスタイルでバンドを維持しているのです。

 

 

まとめ

 

いくつか解散の理由や、再結成の秘話を書いてきましたがいかがでしたか?

 

まとめると以下のようになると思います。

 

  • 2000年以降から、再結成したバンドが増えている
  • お金にまつわる解散が大きな理由を占めている。
  • 再結成の理由は、みんなが「大人になったから?」という捉え方もできる
  • そもそも音楽性はみんな違っていて、衝突は当たり前である。

 

この記事を読んで、もしあなたが「このバンドってどうして解散したんだっけ」と誰かに質問されたら、「音楽性の違いだよ」とはもはや一口に言えなくなっているのではないでしょうか。

その時点であなたは、その他の音楽好きとは一線を画していると思います。

 

そのくらい、解散や再結成には深い理由が隠されているのです。

 

ただ、あんまり力説しすぎると「ちょっとめんどくさい人」になってしまう可能性がありますので、ほどほどに。

 

聞かれたら答える、程度でいいかと思います。

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