今ではアメリカだけでなく世界的に活躍しているアーティストに贈られる「グラミー賞」。
日本人も坂本隆一さんやB’zの松本孝弘さんなどが受賞されていますが、グラミー賞の中でもどんな賞に受賞されているか知っていますか?
実はグラミー賞は全部で84(2017年受賞式)もの部門に分かれているんです!
84と聞くとかなり多く感じるし受賞式も大変そう…なんて思ってしまいますが、実際その内訳はどのようになっているのでしょうか。
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メインどころは4部門
巷でよく「主要4部門」「ビッグ・フォー」といわれる部門がこちら。
・「最優秀レコード賞」シングル曲のパフォーマーや制作チームに贈られる
・「最優秀アルバム賞」アルバムのパフォーマーや制作チームに贈られる
・「最優秀楽曲賞」シングル曲の作詞者や作曲者に贈られる
・「最優秀新人賞」曲やアルバムには関係なく贈られる
最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞は似ているようでビミョーに違うようですね。
ちなみに2017年のレコード大賞主要4部門受賞者はこちら!
・最優秀レコード賞⇒アデル『ハロー』
・最優秀アルバム賞⇒アデル『25』
・最優秀楽曲賞⇒アデル『ハロー』
・最優秀新人賞⇒チャンス・ザ・ラッパー
えっ、アデル凄すぎやしませんか…!
アデル『ハロー』https://youtu.be/YQHsXMglC9A
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おおまかにジャンル別に分けてみる。
・ポップ・ミュージック
・トラディショナル・ポップ
・ダンスミュージック/エレクトロニカ
・ロック
・オルタナティヴ・ミュージック
・リズム・アンド・ブルース
・ラップ
・カントリー・ミュージック
・ジャズ
・ニューエイジ・ミュージック
・ジャズ
・ゴスペル/コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック
・ラテン音楽
・アメリカン・ルーツ・ミュージック
・レゲエ
・ワールドミュージック
・スポークンワード
・子供向けアルバム
・コメディ・アルバム
・ミュージカル
・映像音楽
・作詞作曲/編曲
・Crafts
・製作/技術
・クラシック音楽
・ミュージックビデオ
ということです。
これだけのジャンルを毎年チェックして押さえていれば音楽マニアになれますね。(笑)
ここから更に細かくなっていきます。
レコーディング賞、男女別部門、楽曲賞、アルバム賞、パフォーマンス賞などなど…。そうして計84部門となるわけです。
音楽のジャンルが多いだけに、84部門というのは納得かもしれません。
ちなみにぱっと見てよく分からない「Crafts」という賞ですが、歴史的に残っている作品や、優秀なパッケージなどが選ばれるようです。
モノがいいやつってことでしょうか。
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これでもかなり減った方!
2011年はグラミー賞大改革の年でした。
それまで109部門もあったにも関わらず、2011年にはなんと、78部門にまで減ってしまったようです!
31もの部門が無くなってしまうことについて、アーティスト側からは批難もあったとか。
確かに自分のジャンルの賞が無くなってしまったらグラミー賞をとることも難しくなるので残念ですよね。
ジャンル分けが減るということは、音楽の幅も狭まってしまうように感じます。2011年からは少し増えたり減ったりを繰り返し、現在に至るようです。
大まかなものでいうと、「ディスコ」や「フォーク」部門が今ではありません。
ディスコもフォークも需要ありそうだな~なんて思いますが皆さんはどう思いますか??
まとめ
世界を代表するアーティストが受賞されてきたグラミー賞。
その数は増減を繰り返し、2017年の現在では84部門のアーティストが受賞されました。
その全ての部門を見ていくと、音楽のジャンルの多さを実感します。
そして、部門の数だけ紐解いていくと音楽の幅も広がって楽しそうですよね!
主要4部門はもちろんチェック!ですが、それ以外の部門も気になって来る…!
これからのグラミー賞の見方が変わりそうです。
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