2017年の超音楽祭は、航空自衛隊の演奏がとんでもなかった!!

4月29日、30日と行われたニコニコ動画主催の超音楽祭。

様々なアーティストが出演し、二日間会場を盛り上げてくれました。

そしてその出演者の中に、自衛隊が2組いらっしゃったのはご存知ですか?1日目に海上自衛隊、2日目に航空自衛隊が出演し、見事な演奏を繰り広げてくれました。

その2日目の様子をレポートします!! ニコ厨は自衛隊が大好き!?悪ノリも「プロ」の技航空自衛隊航空中央音楽隊が出演したのは2日目の1番目。

トップバッターとして会場を盛り上げるのに使ったのは…ファミファミファミ〜ファミファミマ〜、という音楽でおなじみの入店音。

とんでもない悪ふざけに会場は大盛り上がり。

あまりの神アレンジに雰囲気は最初からクライマックス。

そのまま「ぼくとわたしとニコニコ動画」へ演奏はつながっていき、今集まっているのはまぎれもない「ニコ厨」なのだ!という謎の感慨が盛り上がってきます。

曲の中盤ではMCまで入り、さながらラップのよう。ちょっと噛んでしまったのはご愛嬌。

そう、自衛隊はこの「悪ノリ」の加減が最高にうまいのです。

「響け!ユーフォニアム」のあの曲まで真剣に演奏!!

吹奏楽といったら近年流行ったアニメがありましたよね、そう、「響け!ユーフォニアム」です。

それを国内最高峰のプロの演奏集団が奏でるのですから、その素晴らしさは何万倍にも膨れ上がります。

もともとアニメ内で吹奏楽の自由曲として作成された「三日月の舞」は各パートの盛り上がりもさることながら、一曲としての完成度がとても高い楽曲。

なんと自衛隊の方々は、練習を3回するとすぐ本番に入ってしまうのだとか。

それでこの完成度とは、さすが!という感じですね。

MCも爽やか!野村准空尉は進行がうまい!曲の合間合間で進行をしてくれるMCも航空自衛隊高級中央音楽隊の方。

流れるようなMCは「野村准空尉ファン」を出演のたびに増やしているのだとか。

「前回出た時に宇宙から来たという方がいらっしゃって報告書を書くのに苦労したんですが、今回もいらっしゃるんですか？」などの観客交流型のMCをはじめ、「三日月の舞」の後にはユーフォニアム出身の自衛官が多いという話や、その後の曲のデータまで完璧。

大舞台でもはっきりと存在感を見せつけてくれました。

 ニコニコ、ボカロといえばこれ!「メルト」

「ぼくとわたしとニコニコ動画」、「三日月の舞」ときて、続くは「メルト」。

オーケストラアレンジのされた楽曲ももちろんかっこいいですし、会場では緑のサイリウムを振り、初音ミクの好物である「ネギ」を表現する人多数。と思ったら、自衛官の方々も自分のパートじゃない時はサイリウムを振っています。

よくよく見ると、指揮者の方も緑のサイリウム!!合いの手で「イェイ!イェイ!」という声も入り、会場はひとつに。愛が感じられる素晴らしい演奏でした。

「私の歌を聴けー!!」マクロスFメドレーに「SKILL」!!

そして畳み掛けるかのようにマクロスFのメドレーが!!

それも絶対盛り上がりには欠かせない「ライオン」始まりです。

マクロスFといえばヴァルキリーに乗る人間のことをパイロットと表現しますが、空自らしい選曲と言えるのではないでしょうか。

立て続けに演奏した「娘々サービスメドレー」が終了すると、残念ながら本日最後の曲です。

「みなさん!盛り上がってますか!?航空自衛隊をよろしく!!もっともっと!!motto motto!!」という野村准尉の煽りから、JAMprojectの「SKILL」へと!指揮者が煽ると会場が答える!

「I can fly!!」「You can fly!!」「We can fly!!」「MOTTO MOTTO!!」の部分も、完璧!!一体感を増して拳を高く突き上げた会場を赤く燃え上がらせ、大盛況のうちに演奏は終了したのでした。

 自衛隊が音楽祭に出るという「平和」

とんでもなく会場を盛り上げてくれた航空自衛隊の方々、本当にお疲れ様でした。

■最初からクライマックス!盛り上げ方が超うまい!

■たった3回の練習で本番に持っていけるクオリティの高さ

■MCも上手で聞いていて楽しい!

■会場をひとつにするのがとっても上手!

■ラストまでしっかり一体感を演出!

これだけ楽しませてくれた航空自衛隊ですが、彼らが出演するということは日本が平和ということ。

また出演してくれるように日本が平和であることを願いましょう!ニコニコ動画にて当日の様子が視聴できますよ。